日本人の男性の七割から八割は包茎であるとのテータがあります。
生まれついての症状なので、特に何もしなければ、生涯包茎のまま一生を終えるでしょうし事実ほとんどの方は改めて包茎手術を受けることもないでしょう。
包茎手術にも種類があり、仮性包茎の方々でも、特別に射精に問題がなければ、結婚をして子孫を授かることもでき、手術の必要は無い場合がほとんどです。
しかしながら、カントン包茎の場合は、射精に不具合を発症することもあり、男性自身がペニスに痛みを覚えることも多いので、包茎手術を受けることも勧められています。

包茎手術に関する費用

包茎手術も医療行為ですから、当然費用が掛かります。
一般的な手術をするような入院とは違い、高額な費用が掛かるとは言い切れませんが、それでも任意の手術ですから支払い額もそれなりに大きなもの。
治療を受ける施設により支払う費用も変わってきます。
美容整形外科のような病院としての機能を持つ医療機関で治療を受ける場合であったり、クリニックのように小規模で泌尿器科専門で行っている場合でも金額が変わるのです。
おなじような手術をする場合でも現在は大病院となると、紹介状が必要となったり、初診料が大きく異なり。
一概に一定金額の範囲内で、治療費用の設定ができるものではありません。
また、その治療をし接しする機関の設備によっても変わってきますし、外科的な手術でもどのような機材を用いて治療をするのかという方法でも違います。
麻酔をしてメスを入れるのか、無痛といわれるレーザーで手術をするのかその方法で変わり、当たり前のことですが入院の有無でも全体的な費用が変わります。
食事代、部屋代、入院に関する処置として麻酔、点滴を使用したりと、患者の状況によって金額が変化しますので納得のできる医療機関を選びましょう。

包茎手術ができる病院

包茎手術は日本人男性が生涯に受ける手術の種類の中でも頻度はかなり低いものです。
そのこともあって包茎手術を実施する医療機関が少ないことも事実です。
病院や医院、クリニック自体は町中にたくさんあるのですが、こと包茎手術のできる医療機関となると数は限られてきてしまいます。
テレビコマーシャルなどで目にする機会、耳にする機会が多いので、包茎手術はあちこちの医療機関で実施されているかのような印象を持ってしまいますが、実際には少ないものなのです。
専門的に包茎手術を実施している小規模で特化されたクリニックもあれば、診療科目の多い総合病院や大学病院では実施していないという現実もあります。
総合病院や大学病院には泌尿器科があっても、包茎手術にも対応しているところもありますが、すべてがそうではなく、他の泌尿器科の病気に対する診察と手術で手一杯でとなり、包茎手術は他の医療機関にお任せしているというのが現状の様です。
限られた医療機関に治療を希望する男性が殺到する形になるので、どうしても予約制であり希望通りの日程を選択することが難しいこともあります。
都市部はまだしも、地方に行くほどにその傾向は強くなっているのです。

包茎手術の金額の違い

一概に包茎手術といっても、その手術の方法には様々な違いがあり手帰り治療、入院治療の違いがあっても最も金額に差が出るのはどのような方法、手段で手術を実施するのかということです。
治療方法の選択は金額に跳ね返ってきますので担当医との相談が欠かせませんが、医師によっては様々な方法があるしても、一つの治療方法しか選択肢を与えないということもあります。
それは医師がその手術に精通している場合で、自信を持ってお勧めする場合と、その他の先端治療の方法、技術を習得していないという場合が考えられます。
現実にレーザーを用いた手術が一般的となってきている現在でも、レーザー手術の方法を習得していない医師はその手術をすることができませんし、そもそも高額なレーザー治療の設備を持っていない医療機関では最初からレーザーを用いた治療は選択肢にありません。
使用する機材によっても金額に差異が生まれ、数万円での治療から数十万円になる治療まで実に様々です。
重度の包茎手術の場合には保険が適応されることもあり得ますが、ほとんどの場合は自己負担による保険適用外の包茎手術となっているのが現実で、任意の治療なので金額が大きくなります。

まとめ

包茎手術を受けることの大きなメリットとしては、陰部を清潔に保つことが容易になるということが挙げられます。
女性に対して自信が持てるようになる、自分に自信が付くということ以上に陰部の清潔は重要な事柄です。
他の疾患で長期の入院をしている患者が敬遠されがちなのは、自分では気づかないうちに陰部から悪臭を放っているということと、陰部が不潔となって痒みが発生し、炎症も発生するということです。
プライベートな事柄ですので、他者はなかなか指摘しづらいもの。
高齢者施設などでも陰部の清拭を行うのですが、一度発症すると改善が難しいこともあります。